チャイルドラインは、18才までの子どもたちの専用電話、オンラインチャットです。
子どもの声に耳をかたむける
子どもを取り巻く状況の厳しさを見るとき、子どもの声に耳をかたむけ、その心を受けとめる、子どものそばに寄り添う人の大切さを思わずにはいられません。子どもの思いをしっかり受けとめて、理解を示す人がいれば、子どもは自分で歩いていく力をもっている―私たちはそう信じています。
子どもがだれかと話したいと思っている時、どんなことでも耳をかたむける―そんな子どものための専用電話がチャイルドラインです。また、電話以外にオンラインチャットでの相談も受けています。
子どもたちは、さまざまなストレスを感じながら毎日を過ごしています。そのストレスが容易に解消されず、相談相手もなく、心の中に悩みとして抱えている子どもも少なくないというのが現状です。
チャイルドラインでは、電話やチャットを通して子どもたちの生の声を聞きます。指導や助言をしないで、子どもの心に寄り添い、共感することによって、子どもたちが自らの力で解決の糸口を見つけ成長していくことを願っています。
匿名でかけられる電話やチャットだからこそ、話せることがあるかもしれません。
秘密は必ず守ります。
大人の価値観を押し付けたり、評価をしたりしません。
いやだと思ったら電話やチャットを切ってもいいのです。主導権は子どもにあります。
子どもから信頼される電話やチャットでありたい。
チャイルドラインは、そう願っています。
子どもの声を社会に届ける
受け止めた声を聞いたままにせず、子どもたちの状況を社会に伝えていくのも、大切なチャイルドラインの役割です。
子どもたちと一緒にどんな社会をつくっていくのか、プライバシーに配慮しながら、子どもたちや若者の問題を広く社会に伝えていきます。